先日、お世話になった鹿教湯温泉の「ホテルやまや」のトイレで懐かしいものに出会いました。「腰掛便器の使い方」シールです。
これ、建替え前の実家のトイレにも貼ってありました。私が小学生の時に増築があって、洋式トイレができたのですが、その時に貼られていたのです。今から28年くらい前でしょうか。
今となっては割合的には和式トイレの方が少ないのではないかと思いますが、当時はまだ洋式トイレの方が少なかったんですよね。本当かどうかはわかりませんが、後ろ向きに座ってしまったとか、便座の上にしゃがんでしまったとか、いろいろな笑い話も聞かれました。
TOTOのこちらのページを参照すると、このシールは1980年3月まで出荷されていたようです。もう20年以上も前に無くなっているんですね。
あの一目見たら忘れない単純化された図式にも脱帽ですが、「腰掛便器」という名称にも参りました。そういえば、先日書いたJRのステッカーでも「腰掛の下のハンドル」というように「腰掛」という言葉が使われていました。はたして、最近の子供は「腰掛」という言葉を知っているのでしょうか・・・。