一方で、Windows XPのSP2もそろそろインストールしょうかと考えていました。ただ、前から気になっていたのは、SP2だとデフォルトでONになる簡易ファイアウォール機能が、ZoneAlarmと何か良からぬ衝突を起こすのではないかという心配でした。たとえば、Microsoftの「Windows XP Service Pack 2 ベースのコンピュータでは機能が損なわれることがわかっているプログラム」を見ると、64ビット版でZoneAlarmの一部のバージョンとの組み合わせるとWindowsが起動しなくなるようなことも書かれているのです。
DELLのパソコン購入時にマカフィーのウィルススキャンが付属してきましたが、これは90日間の試用版でした。残り30日を切ったので、最近、これの継続使用の案内が届くようになりました。これを見ると、年間800円の上乗せで、マカフィーのパーソナルファイアウォールも使用できるようです。
ウィルススキャンの更新はするつもりでしたので、この機会にZoneAlarmからこちらへの乗り換えも考えましたが、念のためZoneAlarmのサイトを確認してみることにしました。
ところが残念なことに日本語のページには欲しい情報が何も書かれていませんでした(2004/11/17現在)。仕方がないので本家である英語のサイトを確認したところ、ありました、大切かつ欲しい情報が。それによると、ZoneAlarmのバージョン5.1以降であれば、SP2のWindowsセキュリティセンターに統合されて使用できるようです。また、ZoneAlarmがインストールされている間は、Windowsのファイアウォール機能は自動的にオフに設定され、ZoneAlarmをアンインストールすると、自動的にオンにされるようです。まさに探していた情報でした。
つまり、これによると現在(2004/11/17)公開されている日本語版はバージョン4.5なのでSP2未対応ということになりますね。ちなみに他言語のサポート状況も調べてみたところ、以下のようになりました(2004/11/17現在)。
- 英語版:バージョン5.5
- フランス語版:バージョン5.1
- ドイツ語版:バージョン5.1
- スペイン語版:バージョン4.5
なんか、世界の縮図を見ているようで複雑ですが、日本語版とスペイン語版にはまだバージョン5.1はないようです。
まだ実際のインストール作業は行っていませんが、英語版のZoneAlarmをインストールしてSP2にする決意だけはしたのでした。
11/19に入れたばかりなのですが、英語版なら上位バージョンで利用できるわけですね。インターフェイスが同じようなら、日本語版から乗り換えてみようかなと思案中なのです。