「HDD(ハードディスク)の増設検討(DELLデル)」でブラケット待ちになっていたHDDの増設を行いました。ご覧のように固定されました(正しいつけ方かどうかわかりませんが・・・)。
5インチベイに3.5インチのHDDを設置するブラケットを探していたわけですが、前回はPCデポの所沢店で目当てのブラケットが売り切れていて、先延ばしになっていたわけです。今回はPCデポの花小金井店まで行って買ってきました。
バリューウェーブというメーカーのMF543というブラケットを買いました。小さな金具2点とネジで416円はちょっと高い気もしますが、需要を考えればこんなものなのでしょう。説明書もないので、どのようにHDDとPC本体の間に入れればよいのかわかりませんでしたが、ネジ穴から考えると取り付ける方法はひとつしかないようです。うまく設置されたので良しとしましょう。
コネクタはDVDドライブから伸びたIDEケーブルのスレーブ側に接続し、電源コードは未使用のものを接続しました。
PCの電源を入れると、特に何もせずにHDDは認識されました。「ディスクの管理」を起動すると増設したHDDはきちんと見えていました。ファイルの読み書きもできるようなのでこれで良しとしようかとも思いましたが念のため、性能測定をしてみました。
とはいえ、何で測定すればよいのかもわかりませんので、ちょっとネットで調べて、HDBENCHという有名なソフトを使用しました。これで測定したところ、もともとついているHDDが
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なのに対して、新しく増設したHDDが
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でした。これではあまりにもひどすぎます。職場の詳しい人から、DVDドライブ等の転送速度の遅いハードをマスタにしてしまうと、転送速度の上限がそれに制限されてしまうこともあると聞いていましたので、これかとも思いました。
特に対処方法もわからないので、とりあえずPCを再起動してBIOSの設定を確認してみました。すると、HDDを増設したセカンダリのスレーブ側がOFFになっていました。これをAUTOに変更して再度測定したところ、
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と格段に向上しました。これなら問題ありません。これで使用することにしました。
ところで、BIOSの設定がOFFでもHDDにはアクセスできるのはなぜだろうと思っていましたが、これも職場の詳しい人に聞いてみました。BIOSがOFFのままだとPIOと呼ばれるCPUを介した方法でデータ転送が行われるそうです。CPUに負荷がかかる上に転送速度は遅いので、普通はDMAと呼ばれるCPUを介さない方法でデータの転送が行われるそうです。