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秘録・陸軍中野学校

 陸軍中野学校について書かれた本を読みました。日本の陸軍が諜報謀略の特殊技術を教えるために設立した学校です。戦後30年も残置諜者としてフィリピンのルバング島に残った小野田寛郎氏がこの中野学校の卒業生だと知り、気になっていた機関でした。

 この本は、昭和46年に番町書房から刊行された「秘録 陸軍中野学校」(正・続、畠山清行著)の二冊がベースになっています。保阪正康氏がこの合計60章からなる本から28章を選び出したものが今回読んだ文庫本です。

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